空間情報コンサルティング事業は、GIS(Geographic Information Systems)を活用して社会に貢献する活動を支援します。GISは、地域レベルから地球規模におよぶ新しい社会インフラとして利用分野は多岐にわたり、今後も担う役割は大きくなっていきます。
GISを活用した空間情報の整理・分析により、市民にとって有益であり、行政にとって公益性のある、豊かで安全な社会生活の実現に向けたコンサルティングを行います。
・もやっとした思いやうまく伝えられないことを地図とデザインで
形にします。
・空間情報を整理・分析して、社会の中に新しい価値と気付きを発現します。
・河川・防災・危機管理(災害対策、洪水・氾濫解析シミュレーション)
・上下水道管理(管路更新、維持管理、耐震化計画)
・気象・地象(台風、気候変動、地震、津波)
・環境アセスメント(生態系への影響、水質・大気汚染物質、海面上昇)
・資源管理(森林、水資源、農地、地下資源)
・再生可能エネルギー(太陽光、風力、潮力、地熱)
・公益サービス(電力、ガス、通信)
・交通(道路、鉄道、空港、港湾)
・ビジネス(消費者分析、不動産評価、出店計画)
・行政(都市計画、固定資産管理)
・警察・消防(犯罪発生マップ、緊急車両配備、緊急対応時の到達時間分析)
・地図データ製作
・メディア・エンターテイメント
・地球科学
・防衛
・保健・医療
・教育
他 多数
2011年3月に発生した東日本大震災の災害対応において、イズムデザインコンサルタントは福島県内の自治体を対象に除染事前調査に従事し、GISを活用して迅速かつ精度の高い成果品を作成しました。
除染事前調査は、放射線モニタリング調査、建物の状況を把握する土地等の調査、建物・道路・農地・森林など除染対象となる土地等の数量調査、除染作業の同意書案作成、発注関係図書の作成があります。
これらの調査に関わる情報をGISデータで一元管理して、データマネージメントを行いました。事前調査に先立ち、机上調査として土地等の数量調査を実施。対象地域の既往データを収集し、仮説を立てて除染面積の算出方法を決定し、土地区分GISデータを作成。事前調査の基礎になるデータベースを構築しました。
GISの基盤となる地図データ・属性データの収集・作成およびGISデータベースの構築を行います。また、GISを活用した空間解析、アドレスマッチング、ラスタからベクターへの変換・加工など、これまでに携わった環境・防災・施設等の業務経験をもとに、付加価値の高い成果品をご提供いたします。
統計データなどの収集・整理を始めとして、これらのデータ分析を行い、建設分野におけるプロジェクトの企画、立案、事前調査、提案を行います。
また、測量技術の向上に伴い、地形地物の航空レーザ測量やドローンを活用した空撮による現地調査など、高精度化・高密度化した測量データの整理・可視化を行います。
数値解析した結果(テキストデータ)をGIS化し、図化及び評価・集計します。評価の際は、浸水面積や最大浸水深、浸水体積等の計算結果の集計および被害額の算定を行い、図化したものを防災マップ等に適用します。